ここ最近(とは言っても数ヶ月に一度の更新ですが・・・。)の店長日記は、バイクの話ばかりでしたが今回もバイクネタです。
と言うのも、とうとう我が家にバイクが来ました。
娘がホンダに勤めている関係もあり、来年の3月にはCB1100 TYPEⅡを購入するつもりでいましたが、なんとドイツ車のBMW R1150Rを買ってしまいました。
漠然とBMWには一度は乗ってみたいなあとは思っていましたが、まさか本当に買ってしまうとは・・・・。
家内にはバイクを買う承諾を取り付けていたものの、それを確固たるものにしようとの魂胆で、9月半ばに女房を連れてバイク屋巡りをしました。
将来の愛車になるホンダCB1100 の現物をよく見せて納得させるつもりでしたが、実際に現物を見ての女房の開口一番の言葉は、
「お尻が貧相ネ・・・!」
「ムムッ・・やはり・・・そうか」
つまり同じ大排気量のバイクに比べて、リア周り(シート、リアタイヤの太さ)のボリュームがあまりにも貧弱だとの事でした。
その点は私も同じ認識をずっと持っていましたが、五十半ばのリターンライダーが乗るバイクとしては、この位のスペックと地味なスタイルで丁度いいと自分に言い聞かせていました。
しかし気になっていた点をズバリと指摘されてしまうと、一気に気が萎えてしまったようでした。
その店を出て、帰り道にたまたま寄った3軒目のバイク屋さんに運命のバイクがありました。
大排気量ツインに乗ってみたい、でもアメリカンタイプはイヤ、スポーツタイプのネイキッドに限る、と漠然と思っていた理想のバイクを、まさに具現化した“形”が目の前にありました。
ワクワクしながらも足周りやエンジンをチェック。
とてもきれいな車両で、2004年式にはとても見えませんでした。
走行距離11200km、車検証の記載をみると最近4年間は400kmしか走っておらず、前オーナーはガレージに入れたままでほとんど乗っていないように思われました。
「CB1100の新車を社販価格で買うよりもかなり安くつくぞ。」
もちろん彼女もこのバイクのスタイルの美しさと程度の良さにいい印象を持っていましたが、財布を握る身としてはこの一言が決め手のようでした。
中古車は同じものが二つとありません。この出会いも何かの縁と考えその場で購入を決定しました。
納車されるまでの2週間は毎日がワクワクドキドキ、久し振りに味わう“遠足の前の日”が連日続きました。
以前にこの店長日記で紹介したホンダCB750Fを手放したのが、昭和63年4月。ナント23年6ヶ月ぶりのマイバイクです。(長かったなア・・・)
今までの日常にオートバイが加わり、これからの“日常”がどのように変わっていくか、女房ともどもとても楽しみにしています。
店長日記のネタをオートバイが与えてくれそうです。次回の日記もたぶん“バイク絡み”になると思います。
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